東京クラシッククラブへお客様をお連れする際に役立つかも知れない、運転手向け情報です。
概要
所在地
千葉県千葉市若葉区和泉町365
ホームページ
アクセス
千葉東金道路の中野I.C.から約3km、時間にして約5分。箱崎J.C.T.や川崎浮島J.C.T.からだと共に約50分と好立地。
2016年オープンと比較的新しいゴルフ場なので、まだカーナビでは出ないらしく千葉市若葉区和泉町237で検索して下さいとホームページに記載があります。まぁGoogleマップには既に掲載されてるんですけどね。
都心から向かう場合は京葉道路経由かアクアライン経由になると思いますので、京葉道路なら貝塚I.C.付近、アクアラインなら川崎浮島J.C.T.付近の渋滞状況は要チェックです。
中野I.C.からゴルフ場までは特に渋滞の心配はありませんが、国道126号線から中に入る箇所と、先述の和泉町237で左折する箇所は、案内看板などは有りませんので見落とし注意です。
ゴルフ場入り口には控えめな看板があります。
千葉方面のゴルフ場は、往路はともかく復路の渋滞は覚悟が必要なのが難点。
アクアライン経由なら、圏央道を使った方が千葉東J.C.T.をパス出来るので良いかと思いますが、有効な対策としてはその程度ですかね…
運転手控室
無しっ!
運転手控室はありません。
東京クラシッククラブは接待ゴルフ場では無く、メンバーの為の高級カントリーリゾート施設なので、運転手如きには休憩施設など用意して下さらないのですよ…
総評・間取り
施設が無いので評価のしようもありませんが…敢えてコメントするなら、当然の事ながら水やお茶のサービスは勿論、自販機も有りませんので飲み物の用意は必須です。
トイレ・水回り
トイレは有ります!あぁ良かった!
車寄せの目の前がマスター室になっているのですが、そこにあるトイレを使わせて頂けます。
上記画像のトイレ入口の通路に入ってすぐ右手にトイレのドアがあります。
当然の事ですが、付近にいるキャディさんやスタッフの方に一言お断りしてから使わせて頂きましょう。無言でズケズケと入って行かない様に!(誰もいなけりゃ仕方ないですが)
本来はプレイヤー用の施設なのでとても綺麗です。個室のウォシュレット1つと小便用2つと狭めですが、ホテルのトイレの様です。
個室が1つなのでトイレ渋滞がちょっと心配ですが、運転手が多く来るゴルフ場でも無いので大丈夫かな?まぁ出来るだけ大きい方は早めに済ませておきましょう。
えっ?シャワールーム?そんなもんある訳が無いじゃないですか!
自販機
無し
前述の通り、お茶や冷水などのサービスもありません。夏場は特に熱中症対策として飲み物の用意は必須です。
運転手食堂
無しっ!
控室が無いのに運転手食堂なんてある筈もありません。
クラブハウス内のレストランで食べられるという情報も見かけましたが…お客様(オヤジさん)から「一緒に食べようよ」と呼ばれて同席でもしない限り無理だと思いますよ?
周辺(車で10分以内)で手軽に食べられそうな食事処はラーメン屋がポツポツ…コンビニはローソンかセブンイレブンがチラホラ…
あんまり車で外に出たく無いけど仕方ないか…と思っていたのですが、流石は高級カントリーリゾート施設!ゴルフ場北側の道路を挟んだ向かいにグランピング施設があり、その中にカフェがあるんです!
グランピング施設は会員制ですが、カフェは非会員でも利用可能との事。折角なので利用してみる事にしました。
車でゴルフ場へ進入した道を歩いてもすぐですが、クラブハウスを背にした突き当たりに小さな木製の階段通路があるので、そちらを下ると目の前です。
非会員でも利用可能とは言え、会員制施設なので店内の写真撮影は自粛。気になる方はホームページやGoogleマップなどで確認出来ますので、そちらからどうぞ。アウトドアな雰囲気のお洒落なBAR風の店内ですよ。
ランチタイムの営業は11:00〜15:00。グランピングに来ているお客様が多数利用すると、料理の提供まで時間が掛かる可能性も有りますので、早めの時間がオススメです。
値段は税込¥1320〜¥1595と、ゴルフ場飯として考えると良心的な価格かと。
タコライスやドリアやカレーなどのリーズナブルメニューにも心を惹かれますが、どうせなら他の所では食べられないメニューを!と言う事で、見た事も聞いた事も無い『チキンコットウロティ』をオーダー。
ちなみにメニューでは『ウ』でしたが、どうやら小さな『ゥ』が本来の発音に近いみたいです。
他に利用者がいない状況で待つ事7分程度で運ばれてきたのがコチラ。
う〜ん、なんだこりゃ?
余談ですが、写真に写っているピッチャーを見て分かる通り、お冷はミントとレモンの香り付けがされていて、流石はシャレオツカフェ!って感じで美味しいお水でした。
先ずはサラダから頂いてみると、ドレッシングが不思議な味。エスニック風?でも何となく覚えのある味?…あ、豚肉の生姜焼きの味だ!おそらく醤油と生姜がベースのドレッシングかと。
さていよいよ本命のチキンコットゥロティへ!
見た目は何か細かいパスタみたいな物と、微塵切りの野菜(人参とピーマン?)と、細かいチキンを炒めたらしき料理。お味は…
ナニコレ!ウマイ!
モチモチ食感でピリ辛カレー風味。細切れとは言えチキンも多く入っているので食べ応え有り。
食べ始めは副菜(おかず)っぽいかと感じましたが、食べ進めると主食らしい食べ応えが…不思議な感覚です。
近い食べ物を挙げるとすればカレー風味のチャーハンかな?食感はチャーハンより柔らかですが、味や食べ応えや具材の感覚などはチャーハンに近いと感じました。
説明が難しいですが、何にせよウマイです!
調べてみると、ロティとはスリランカのパンやナンの様な物で、コットゥロティとはロティの切れ端を細かく刻んで野菜や肉と炒めた物との事。スリランカの屋台などでポピュラーな料理だそうです。
チキンカレーもココナツが香ってまろやかな中に辛さも効いていてウマイ!鶏肉はホロホロと言うよりはプリプリです。これは小金井カントリー倶楽部のチキンカレーにも負けてないですよ。
コットゥロティにカレーをかけて食べてもみましたが、個人的には別々に食べた方が好きかな?
全体的な量としては気持ち少なめにも思えますが、コットゥロティは意外に食べ応えがあったので、私は満足できました。普段の食事から大盛りがデフォって方には物足りないかもしれませんね。
カフェの店員さん達も丁寧且つフレンドリーな接客で大変好感が持てましたし、いや〜ここで食べて大正解の大当たりでした!
この味と量と値段なら、会社からの食費補助がある方はコンビニよりお得ですよ!
あと確認はしていませんが、併設とは言え別施設なので、おそらく通常のゴルフ場の様なプレイヤー付け(サイン払い)は出来ないと思われますのでご注意を。
駐車場
全て屋根無しで約160台スペースと、広くも無く狭くも無い駐車場です。
導線も狭くは無いですし、プレイヤー用やスタッフ用などの区切りもありません。運転手が多く来るゴルフ場でも無いので、駐車に関しては困る事は無さそうです。
全て屋根無しで木陰も無しと言う駐車場のゴルフ場は、それほど珍しい事ではありませんが…控室も無しとなると、夏場や冬場はちょっと気が滅入りますね…
えっ?洗車場?そんなもんある訳が無いじゃないですか!(二回目)
サービス関連
クラブハウス立ち入り
不可
外から建物内も見えず、運転手を拒絶する『MEMBERS&GUESTS ONLY』の案内板…
これではお風呂上がりのお客様を待ち構える事も不可能です。
出発時にお待ち頂くか、お客様から携帯に連絡して頂いて受け取りに行くか、事前にお客様と相談しておく必要がありますね。
マスター室立ち入り
可
マスター室へ行けるなんて!なんて運転手に優しいゴルフ場なんだ!(皮肉)
まぁ車寄せの目の前の開放されたスペースがマスター室ってだけなんですけどね。
プレイ状況確認方法
マスター室前にある緑色の台付近にいるスタッフさんに聞いて確認。場所は前述トイレ入口の説明にある画像を参照して下さい。
お客様次第かとは思いますが、どうもこちらのゴルフ場では昼食を軽食で済ませる傾向がある様です。(若しくはスループレイ)
ハーフも2時間程度の様なので、スタートから4時間後くらいにはプレイ状況(あがり時間)を確認しておいた方が良いでしょう。
キャディバッグ受取方法
マスター室前のキャディバッグ受け渡し場所で、プレイヤーのフルネームで受け取り。
私の経験談ですが、スタッフの方に受け取りに来た旨を伝えると「あ、どうぞ〜持ってって下さい〜」と言われました。(セキュリティ大丈夫かな…)
通常のゴルフ場の様にスタッフの方が探して持って来てくれず自分で探す事になるので、キャディバッグの特徴は覚えておき、ネームプレートをしっかり確認してから持って行きましょう。
レビュー
Googleマップの東京クラシッククラブのクチコミを見てみると、運転手サイドからは酷評の嵐です。
控室も食堂も駐車場の屋根も無しと、無い無い尽くしですからね。特に控室無しと駐車場屋根無しのダブルパンチは、夏場と冬場には比喩で無くガチの死活問題です。
私もクチコミを読んだり、先輩から話しを聞いた時は「ハズレ仕事かぁ〜」と思ったのですが、初夏に仕事をしてみた印象としては、そこまで酷いとは感じませんでした。
控室があってもカビ臭さや狭さで落ち着かないゴルフ場も沢山ありますし、駐車場に屋根が無かったり、あってもすぐに埋まってしまうゴルフ場も沢山あります。
食堂があっても高かったり不味かったりするゴルフ場に比べれば、併設のカフェは値段も味も優秀です。普段、プレイヤー付けで食事をしている運転手さんには不満でしょうが…
アクセスに関しては復路の京葉道路や湾岸線やアクアラインの渋滞は辛いですが、I.C.から近くシンプルな道のりなのは大きな魅力です。
キャディバッグは名前だけで受け取れますし、手荷物の受け取りもクラブハウス前で待たなくて良い(そもそも待てないから)ので、寧ろ楽なんじゃないかと。
そう考えると、この東京クラシッククラブは運転手として来たとしても、そこまで悪くないんじゃないかと思うのです。
私はカフェの食事と、バッグの受け取りが楽なのが気に入ったので、春と秋ならまた来ても良いなぁと感じました。でも夏と冬は勘弁して欲しいですが。(汗)
あと、乗馬クラブも併設されていますので馬が見れます!馬好きな方にはオススメなゴルフ場ですね♪
東京クラシッククラブの総評
東京クラシッククラブは色々と特殊なので、マニュアル手順に頼りがちな経験の浅い運転手には厳しいゴルフ場と言えるかも知れません。
しかしこの記事を読んでキチンと準備をして臨めば、人によっては寧ろ快適なゴルフ仕事にする事も可能だと思います。
人を選ぶゴルフ場…と言った感じでしょうか。私は嫌いじゃないですよ?夏と冬以外なら…
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