磯子カンツリークラブへお客様をお連れする際に役立つかも知れない、運転手向け情報です。
概要
所在地
神奈川県横浜市磯子区洋光台6丁目43-24
ホームページ
アクセス
横浜横須賀道路の港南台I.C.から2km弱。渋滞するような道路でもありませんので、時間は5分も見ておけば十分でしょう。
都心から向かう往路の選択肢は多くありますが、首都高湾岸線から向かう場合はホームページでも紹介されている『湾岸線から横浜横須賀道路に入り、釜利谷J.C.T.を経由して港南台I.C.』がトータルで見ると無難かと思います。
余談ですが、ホームページで紹介されている推奨ルートのゴルフ場直近で「丁字路を右折」と書かれている箇所がありますが、その手前の十字路を右折する方がオススメです。丁字路右折は狭いですし(センチュリーでも通行に支障は無いレベルですが)、右折した先の丁字路も十字路から右折した方がカーブミラーがあるので安全性が高いです。
閑話休題
杉田I.C.や磯子I.C.で降りる経路の方が7kmほど距離は短いので、スムーズに行けばそちらの方が早いとは思いますが、それでも5分と変わらないでしょう。高速道路メインで7km増は5分増程度なので、一般道で信号に引っ掛かったり遅い車両の後ろについてしまう等のリスクや、高速道路なら直前までお客様がゆっくり寝ていられる事を考えると、上記の経路が『無難』なのでは無いでしょうか。
横羽線から保土ヶ谷J.C.T.や石川町J.C.T.経由で横浜横須賀道路に入る経路もありますが、これは湾岸線にトラブルがあった場合の予備経路と見た方が良いですね。
出発地に依っては第三京浜から横浜新道経由で横浜横須賀道路のルートになると思いますが、こちらは逆に選択肢が少ないですね。東名経由は遠回り&渋滞懸念でむしろ避けたいルートですし。
復路も同様の理由で港南台I.C.利用の方がトラブルは少ないかと思います。ただし第三京浜ルートへは新保土ヶ谷近辺で渋滞する場合があるので注意が必要です。お送り先次第ではありますが、湾岸線や横羽線を経由するルートも抑えておきましょう。
運転手控室
運転手控室はクラブハウスに向かって左側のプレハブです。
総評・間取り
運転手食堂も兼ねた9畳の小上がりにテーブルが4卓あるのでハッキリ言って狭いです。
テレビや座布団もあり、御飯時以外ならゴロ寝も出来ますが、ゴルフ場スタッフさんの更衣室やクラブハウスが直結しており、ちょくちょく人が通るので落ち着きません。
暑さ寒さが厳しい、腰や膝を伸ばしたい等の理由で車内待機が嫌だと言う人以外は食堂として割り切った方が良いでしょう。
ポット(アウトドア用給水タンク)で冷水のサービスがあるのは有難いですがね。
トイレ・水回り
控室の奥にあるドアを過ぎてすぐ左側にトイレがあります。
個室のウォシュレット2つと小便用1つ。狭いですが、最近リフォームしたのかな?と言う程度にはキレイで、利用に抵抗感はありません。
クラブハウスには立ち入れず、駐車場にもトイレは無いので、個室が2つあるのは有難いですね。
シャワールームは見当たりませんでした。
自販機
有り
お値段も缶類¥90〜ペットボトル¥130と、市場価格より少しお安くなっています。
運転手食堂
先述の通り控室と兼用なので、写真は上記参照。
4人掛けの座卓が4卓なので通常は16人が食事可能ですが、2020年6月現在ではコロナ対策で対面着席を制限しています(写真にもある様にテープで×がしてあります)ので8人が食事可能。
予約不要ですが、逆に言えば混雑時には待たされてしまう懸念も。ランチは11:00〜13:00(土曜は10:30〜13:00)なので、上手く時間を見計らって利用しましょう。
値段は¥1540〜¥2530と、ややお高め。
全体的に高いと言うよりも、カレーやサンドイッチなどの定番安価メニューが無いと言った方が良いでしょうか。
車で10分圏内にコンビニも多くありますし、洋光台や港南台の駅周辺まで行けば選択肢も増えますので、安く抑えたくて外に出られる人は出てしまうのも手かと。
しかしこちらの磯子カンツリークラブは食事、特に中華料理が美味しいと運転手の間では評判のゴルフ場でもあります!
オススメ(名物)としてよく名が挙がるのは『ぴんそば』と『シュウマイご飯』です。
私はどちらも食べた事があり、どちらも美味しかったですが、敢えてオススメするならシュウマイご飯ですね。崎◯軒みたいな小ぶりのシュウマイでは無く、大きくて肉汁溢れるシュウマイが4つでボリュームもあり、付け合わせのチャーシューも香辛料が香る本格中華っぽい味付けで、名物の名に恥じぬ美味しさでした!(他の方がGoogleマップのクチコミに画像を上げてくれています)
今回はレビューの為、敢えての和食チョイスで親子丼をオーダーしてみました。(メニューの中では安価だし…)
オーダー時は私一人だけで、約5分で供されましたので時間の参考として下さい。
卵は部分的にトロッとはしていますが全体的にはしっかりめ。ネギは長ネギでは無く玉ネギ。ボリュームはあるので物足りなさを感じる事は無いでしょう。
味噌汁や小鉢も含めて味付けは薄過ぎず、甘過ぎず、辛過ぎずで家庭的。感動的美味さ!ではありませんが、気負わず安心して食べられる大衆的な味です。
鶏肉はコロコロと小さ目(1〜2cm角くらい)。ご飯や卵と玉ネギと一緒に口に運ぶのに丁度良いサイズで食べ易い反面、しっかりと火が通っているのでやや硬めな印象。プリっとジューシーな鶏肉がお好みな方はちょっと不満かも?
ゴルフ場の運転手食堂で出る親子丼としては、味も値段もボリュームも十分及第点と言えますが…名物とかオススメとまではいかないと言うのが正直な感想ですね。
中華料理って気分じゃないな〜と言う時には良いかも知れません。
駐車場
全て屋根無しで約190台スペースと、駐車可能台数は普通なのですが、クラブハウスを起点に『正面』『奥』『下』と3箇所に分かれています。
正面は約20台スペースと狭く、基本的にメンバーや出発待機用でハイヤー車両は通常停められないと考えておいた方が良いでしょう。(停めさせて貰える事もありますが)
クラブハウスを背にして右奥の駐車場は約50台スペースあり、空いていれば駐車可能。スタートが遅めのお客様の送迎だと埋まってしまっている事が多いです。
ゴルフ場出口方向の坂道を下り始めてすぐ右側に入口がある駐車場が『下駐車場』。こちらは約110台スペース。
練習場から丸見えなので、せめてお客様のスタート時間が過ぎるまでは『行儀良く』しておきましょうね。
下駐車場からクラブハウスへ向かう際は動く歩道がありますが駐車場へ降りる際は徒歩。階段はやや急なのでキャディバッグを担いで降りるのは少し怖いかも?不安な方は練習場方向から行けば坂道があるので、そちらの方が少しは傾斜が緩やかです。
下駐車場より奥駐車場の方がクラブハウスや控室に近いので、奥駐車場に停めたがる人が多いですが…下駐車場の方が多少ですが木陰があります。日差しの強い日は下駐車場の方が待機には良いかも知れません。
いずれの駐車場も車路は狭く順路も無いので、対向車には注意が必要です。
洗車場は無し。車を拭く為の水が欲しい時は、控室入口を背にして右側にある外階段下の水道を使って下さいとの掲示がトイレにあります。過去にトイレの洗面台でウエスを濯ぐ不心得者がいたのでしょう…
サービス関連
クラブハウス立ち入り
不可
上がりの時間を見計らってクラブハウス前で待機。手荷物を受け取る際に少しだけなら立ち入っても大丈夫です。
車寄せの屋根のお陰で入口ガラスの反射も少なく、外からでもクラブハウス内は見易いです。
ただ入口自体が少々狭めなので、待機時は他のプレイヤーさんの邪魔にならない様に気を付けましょう。
マスター室立ち入り
不可?
マスター室へ向かう通路を探したのですが見つかりませんでした。
まぁプレイ状況は控室のモニターで確認出来ますし、キャディバッグ引き換えの札も到着時に貰えるので、マスター室へ行く必要はありませんが。
プレイ状況確認方法
控室のモニターで確認。
昼前頃に張り出されるスタート表からお客様の名前を探してカート番号を調べ、モニターに表示される現在地を確認。各ホールからの推定時間が書いてありますので、上がり時間を見計らうと言う流れです。
リアルタイムで現在他が分かるので正確な反面、ホールアウトしてしまった後は『何分前に上がったか』は分かりません。必ず残り1〜2ホールのタイミング(ホールアウト前)で確認する様にしましょう。
控室に内線はありますが、内線表が無いのでマスター室の内線番号が分かりません。どうしても必要ならスタッフさんに聞けば教えて貰えるでしょうが、マスター室への内線連絡は非推奨となっています。(画像内の注意書き参照)
キャディバッグ受取方法
到着時に引き換え札が貰えます。
クラブハウス向かって右側に交換所があるので、お風呂上がりの荷物を受け取った際に一緒に引き換えれば荷物受け取りが一回で済みます。
レビュー
磯子カンツリークラブは名門コースと言われるだけあって運転手間でも情報が多く、ゴルフ場側の対応も洗練されています。
クラブハウス立入不可、マスター室連絡不可など堅苦しいイメージもありますが、運転手の仕事の手順はシステム化されているので寧ろやり易いとも言えます。
アクセスも港南台I.C.から2km弱という好立地で、東名や関越やアクアラインよりは渋滞を気にしなくて良い経路なのは運転手としては非常に有難い限りです。
食事も中価格帯として見れば味やボリュームは満足出来る内容です。ただ低価格メニューが無いのが悔やまれますね…¥1300くらいで麻婆豆腐ご飯とか出してくれないかな〜
控室が寛げないのは残念。駐車場も屋根無しなので、暑い季節や寒い季節の待機は少々辛いものがあるかも知れません。初夏〜夏場はサンシェードが必須かと。
磯子カンツリークラブの総評
磯子カンツリークラブは、食事の予算と気温対策が必要!春や秋なら運転手にまぁまぁ優しいゴルフ場だと言えると思います!
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